子供が生まれる前に合格した「HTML5プロフェッショナル認定試験」のレベル2を受験してきました。学習時間の確保も難しく、結構難易度は高かったですが無事合格したので教材や学習方法をまとめます。
結論、レベル1の時のように参考書やサンプル問題だけでは合格は難しかったなぁ、、
※レベル1の受験については↓にまとめてます。
HTML5レベル1、独学で受かったけど正直キツかったので反省点まとめる
1. はじめに
試験前の状態
- JavaScriptは業務で結構使っていた
- APIや細かい内容は把握していなかった
レベル2の試験ではJavaScriptやAPI関連の出題が多く、JavaScript自体は業務である程度触れていたので、全く初心者ではなかったです。
ただ、変数定義のvarやletの違い・スコープの理解などの細かい点は把握しておらず、APIも利用経験はありませんでした。
我流ですがそれなりに業務で使っていて試験に苦労したという点で、試験の難易度は結構高かった印象です。。
試験結果
レベル1に引き続き、70%の合格ラインに対して75%というギリギリの合格になりました。
受験後すぐに結果が出るので、変な汗が出たのを覚えています。
スコアの内訳は下記の通りで、ポロポロと取りこぼしています。主に業務で使っていない内容でコケました。
※まずは勉強方法が知りたい、という場合は「4. 学習について」へ
2. 受験メリット
メリット
- JavaScriptの細かい知識を補填できた
何となくvarで変数を定義したり、スコープを意識せずにコーディングしていましたが、細かいルールや仕様を把握できた点は良かったです。
私自身はフロントエンジニアではないため、HTMLの資格を取得したことでの対外的なアピール要素にはならないのですが、案件参画時の面接やWeb系の会社にいる人ならアピール要素にはなるかもです。
※合格すると名刺に貼ることができる認定シールをもらえたりしますし。
受験を勧める人
- HTML認定試験のレベル1を受けモチベーションが高い人
- 資格取得を対外的にアピールする機会がある人
JavaScriptの細かい仕様やAPIを把握することはできますが、言語理解が目的なら、初心者用のプログラム参考書を使って学習するか技術ブログを見て自分で試した方が理解は進むと思います。
なので、対外的に資格取得をアピールする機会がある方に受験をお勧めします。
3. 試験概要
■試験名称
・HTML5 プロフェッショナル認定試験 レベル2 Ver2.5
■試験概要
試験時間 | 90分 |
---|---|
出題数 | 40~45問 |
合格ライン | 70% |
■受験手数料
・16,500円(税込)
レベル1と同じく、試験時間はかなり余りました。
選択問題なので40分くらいで全て解き終わり、残り40分で問題全て見直すくらいの余裕はあります。
4. 学習について
学習時間
- 約4ヶ月
基本ルーティーンとして、毎日夜に30分〜1時間くらいの時間で勉強していました。
もちろん、仕事が忙しい日の夜は勉強しない日もありました。
参考書
・HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2 対策テキスト&問題集
・HTML5 認定資格 サンプル問題
https://html5exam.jp/measures/sample.html
・PolariStation(ポラリステーション)
https://polaristation.com/
※Webの有料問題集です
※料金表は下記になります
学習方法
■参考書
- 各章ごとに内容を読み、章末問題を実施
- 同じ流れを2周繰り返し、模擬問題を実施
- 章末問題と模擬問題を繰り返し解く
- 何度も間違える問題は解説を読み直す
問題集の進め方はレベル1と同じ手法です。
1周目は大枠の内容を理解し、2周目は細かい内容を理解するようにしました。
試験が終わった今振り返っても、問題集の進め方自体は間違っていなかったと思います。
ただ、試験内容はこの問題集だけでは到底カバーできないので、この後に紹介する学習方法も取り入れることをお勧めします。
■サンプル問題
- 各章ごとのサンプル問題を全て解く
- 間違えたところは解説を読む
- 各設問の選択肢の誤りを説明できるまで解き直す
参考書で学習した後にサンプル問題を解き、「問題が全然解けない」と感じました。。
レベル1の時も同じことを感じていたので、覚悟していましたが。。
サンプル問題での学習を進める中で、圧倒的に問題慣れしていないことに危機感を感じ、Webの問題集に手を出しました。
※レベル1受験の反省を活かしてもいます
■PolariStation(ポラリステーション)
- 各単元の問題を1日1つ解く
- 間違えたところは解説を読む
- 各設問の選択肢の誤りを説明できるまで解き直す
結論、このWeb問題集を解いたから合格できたまであります。
下の画像のように各単元で問題がそれぞれ分かれており、さらには模擬試験も2つあるので、「参考書→サンプル問題」の流れで学習してきた私にはとてもマッチしました。
問題の順番も毎回変えてくれるので、答えを覚えてしまう問題も防げます。
スマホからも利用できるので、仕事の休み時間や帰りの電車でちょっとした時間も活用できます。ただ、有料なので受験の2週間前くらいから課金して利用することをお勧めします。
5. お勧めする学習方法
・PolariStation(ポラリステーション)
https://polaristation.com/
上記で何度も紹介していますが、合格にはこのWeb問題集を利用することを強くお勧めします。
※利用してもらっても私には1円も入ってきません
人によってはとにかく問題を解いて理解を深める人もいると思うので、参考書の利用は必須とは思っていないですが、とにかく参考書だけでは情報が足りないのでたくさん問題を解いた方がいいです。
このポラリステーションはHTMLの学習教材としてHTML試験の公式ページでも紹介されているので、間違いはないです。
6. まとめ
レベル1受験の時の反省を活かし、Web問題集に手を出したことが勝敗を決めたと思っています。
参考書自体は基礎の理解という観点で損はないと思いますが、やはり情報不足が否めないので、有料でも問題集を利用することをお勧めします。
ただ、JavaScriptを本質的に理解する(コーディングできるようになる)にはやはり実装を繰り返す必要があり、それこそ開発者ブログをみて自分で試すなどの行動が必要になるので、「この資格を取得したらJavaScriptが書けるようになる」とは思わないようにしましょう。
少しでも参考になれば幸いです。